観光では知り得ない文化に触れて
新たな視野が広がった韓国留学

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海外語学研修で大好きな韓国へ。
元々は韓国アイドルが好きだったんですが、そのうち食べ物も好きになっていき、だんだん文化にも興味を持ち始め、やがては「もっと深く韓国のことを知りたい!」と思うようになっていきました。だから、海外語学研修では、旅行では見えてこない韓国の奥深い部分を学ぶことが私の目的でした。

プライベートでは何度か訪れたことのある韓国ですが、留学という形では今回が初めてでした。20日間の崇実大学校での短期語学研修でしたが、自分の言葉できちんとコミュニケーションを取りたかったので、留学前にハングル能力検定3級を取得。「Practical Business English」などの授業で英語力にも磨きをかけて、基礎を中心に語学力を高めてから留学しました。

留学先は首都ソウルにある崇実大学校。韓国の中で最も歴史の長い大学のひとつです。もちろん先生方は日本語なんて話してはくれません。授業はすべて韓国語と英語だけで行われます。「留学前に勉強しておいてよかったぁ?」と心の底から思いましたが、それでも聞き取れない単語がとても多く、復習なしでは授業についていけない状態でした。

「せっかくの機会なんだから、授業内容をしっかり理解したい」。そう思った私はテキストの復習はもちろん、大好きな韓国ドラマを字幕なしで繰り返し観て、発音や文法の勉強に取り組むなど、自分なりの工夫や努力を重ねていきました。
日本人留学生二人に対して、崇実大学校の学生一人がついてサポートしてくれていたので、わからないことを積極的に質問したり、三人でよく食事に行ったりして韓国語でのコミュニケーションを取るようにもしていました。その甲斐あって授業内容の理解度が深まり、少しずつ語学力がアップしていくのを実感。韓国人の友人と色々な場所へ出掛けて、韓国の歴史や文化についても深く知ることができました。

思いがけない収穫だったのが、他国からの留学生とも交流が深まり、韓国以外の文化にも幅広く触れられたことです。イスラム教徒の友人と一緒に食事に出掛けた時は、宗教上の理由で食べられない食材があることを目の当たりにしました。何となく知ってはいましたが、身近な出来事として体験すると自分の中に新たな視野が広がっていくような感覚がありました。

韓国で出会った友人とは今でも連絡を取り合っているので、留学中に鍛えた語学力をさらに伸ばして、将来に繋げていければと思っています。

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