将来は、IT業界に就職したい。
そう思って1年次から情報系の学修に力を入れて取り組みました。父がIT企業で開発職として働いているので、昔からIT業界には憧れの念を抱いていましたが、大学生になって身の回りにあるものを改めて見てみると、ITの力によって支えられているものがほとんどだと実感。暮らしの「当たり前」をつくっているのは、やはりIT業界の仕事だなと思って明確にめざすようになりました。
まず、1年生の時に「情報処理基礎」などの授業でPCスキルの基本を習得し、ICTプロフィシエンシー検定試験3級に合格。2年生からは「ICTビジネス論」で、ICTを活用した企業活動?マーケティング活動の実例を学修し、デジタル社会におけるビジネスの現状と課題感を把握しました。
また、「Webデザイン」の授業では初めて自分でプログラミングに必要なソースコードを書いてHPを制作し、システム開発の面白さを実感することができました。
「Webデザイン」の授業がきっかけでプログラミングにハマった私は、オンラインのプログラミング学習サービスを利用して、個人的にプログラミングの勉強をスタート。勉強すればするほど「もっと知りたい」と思うようになり、1日1時間の勉強を毎日コツコツ継続していきました。こうした経験は就職活動の面接時にも役立ち、「プログラミングをしたことはありますか?」という質問に対して、スラスラと知識や経験を話すことができました。
「ネットワーク論」では、コンピューターの仕組みやネットワーク?セキュリティなど、情報技術に関する基礎知識を修得し、ITパスポート試験の合格に大いに役立ちました。3年生以降も「ワープロ実践」や「情報処理論」、「経営情報論」などの授業を履修し、IT業界への就職に向けて専門知識を深めていきました。
第一志望の会社にはIT関連の知識を問う試験がありましたが、大学で積み重ねてきた知識が役立ち、難なくクリア。ICTプロフィシエンシー検定試験やITパスポート試験に合格した時もうれしかったですが、この時ほど大学で情報関連の勉強をしてきて良かったと思ったことはありません。
採用試験にも無事合格でき、ずっと夢だったIT企業で働けることが決まった今も国家資格の情報セキュリティマネジメント試験を受けるなど、勉強は継続しています。開発職のエンジニアとして勤務する予定なので、日進月歩の業界に置いていかれないように、これからも努力し続けていくつもりです。