【経営学部】第３回 Accounting & Bookkeeping Competition in KEIHO（ABC in KEIHO）を開催しました！

2025年10月25日（土）、八尾駅前キャンパスにおいて、会計を専門とする学生が学びの成果を競い合う「第３回 Accounting & Bookkeeping Competition in KEIHO（以下、ABC in KEIHO）」を開催しました。
本大会は、「学生研究発表大会」「簿記大会」「財務分析大会」の３部門で構成され、会計学の基礎力から応用力、実践的な分析力まで、幅広い学修成果を発揮できるプログラムです。日頃の学びを仲間と切磋琢磨しながら形にする貴重な機会として、今年度も多くの学生が参加しました。また、今年度からは高校生も参加?見学し、世代を超えた学びの交流が生まれる大会となりました。

■ 学生研究発表大会
学生研究発表大会は、学生が自ら設定したテーマに基づき、会計理論または経営分析のいずれかのセッションで研究成果を発表する場です。
予選となるレポート審査を通過した学生のみが本選に進出し、各自15分間のプレゼンテーションと質疑応答を行いました。審査員からは「社会的課題に対して会計学の視点からアプローチしている点が素晴らしい」等と高い評価が寄せられました。
今年度は高校生が見学として参加し、大学生による研究発表を間近で体験しました。

?最優秀賞：今久保 琴美 さん（3年生）　
　テーマ：POP MART Official の企業価値評価 —財務分析および外部環境要因の相互影響に関する考察—

?優秀賞：渡邉 鈴 さん（３年生）　
　テーマ：大企業の農業参入と戦略的撤退 —オリックス農業の PEST 分析と財務分析による考察—

?入賞：
　　- 山本 心寧 さん（３年生）　
　　　テーマ：Switch2 発売に伴う任天堂の将来予想 —財務諸表から見る Switch2—

　　- 下山 虎太朗 さん（２年生）
　　　テーマ：企業会計基準第 34 号『リースに関する会計基準』 の導入が財務諸表に与える影響 —IFRS 適用企業の事例分析—

■ 簿記大会
簿記大会は、「簿記の理解力?処理力」を問う部門です。出題は日商簿記１?３級レベルを中心に構成され、制限時間60分の中で多様な取引処理を的確にこなすスピードと正確性が求められます。
個人戦だけでなく、チームで挑む団体戦も行われ、問題に立ち向かいました。今年度からは高校生も参加し、大学生と同じ問題に挑戦。真剣に取り組む姿が印象的でした。大学生からも「高校生の集中力に刺激を受けた」との声が上がりました。

団体戦：
?優勝：あつしののれん
?準優勝：小さいミス見つけた

個人戦：
?1位：藤原 惇 さん（４年生）
?2位：兼田 陽斗 さん（４年生）
?3位：中石 暖士 さん（３年生）

■ 財務分析大会
財務分析大会は、実際の企業財務データをもとに経営状態を瞬時に判断し、分析する力を競います。
制限時間内に、損益構造?資金繰り?収益性などの観点から答えるスピードと洞察力が問われました。参加者からは「数字の意味を“考えて答える”力が試された」との声が多く聞かれました。

優勝：兼久 みお さん（３年生）