研究?社会連携

アジア研究所

アジア研究所について

アジア研究所は、主に東アジアを中心とするあらゆる学術分野を対象に学術の交流?発展を通じて東アジアの平和と繁栄に貢献するという念願を込めて、1987年12月に創設されました。

学内教員はもとより国内外にも数多くの研究者を構成員として擁し、研究会の開催、共同研究、出版事業等、多様な研究活動に取り組んでいます。また、国内外の大学、研究機関との交流も活発で、国際シンポジウムを共催するなど、緊密な協力関係を発展させています。

沿革

1980s

1987年 12月1日 アジア研究所設立。
1988年 8月24日~26日 第2回朝鮮学国際学術討論会開催(北京大学朝鮮文化研究所との共催)。
以後2000年の第6回会議までアジア研究所は共催機関として参与。
12月 大阪経済法科大学アジアフォーラム第1号発行。2003年度末現在27号を数える。
1989年 5月13日~6月10日(毎土曜日) 豊中市千里公民館との提携講座「北大阪市民大学」開始。以後2006年まで毎年開催。
11月20日~21日 第1回国際学術シンポジウム「東アジアの社会と経済」開催(本学主催)。以後1998年まで計5回開催。

1990s

1990年 3月 アジア研究所年報創刊号発行。第5号まで発行。
1994年 5月 アジア研究所年報を改称。学術誌『東アジア研究』第6号発行。現在第73号まで発行。
「アジア研究所ニュース」第1号発行。現在第14号まで発行。
1995年 4月27日 カナダ?トロント大学東洋学部と学術交流協定締結。
6月 アジア研究所研究叢書2『朝鮮半島の非核化と日本』発行。現在No.10まで出版。
12月 アジアフォーラムのデザインを一新して、第12号発行。
1996年 2月 アジア研究所の英語表記をAsian Research Instituteと改称(旧称:Institute of Asian Studies)。
6月28日 韓国?延世大学校統一研究院と学術交流協定締結。
1997年 3月 英文誌「East Asian Review」創刊号発行。
4月 東京セミナーハウス内にアジア研究所東京分室を設置。
1999年 7月16日 中国?北京大学国際東アジア学研究センターと学術交流協定締結。
9月15日~17日 交流協定締結記念国際シンポジウム「経済のグローバル化と都市の産業構造の調整」開催(中国遼寧大学と本学との共催、中国?瀋陽市にて)。
10月30日 考古学シンポジウム『高安城の謎を探る 第2回高安城シンポジウム』開催(八尾市教育委員会、本学経法学会との共催。)

2000s

2000年 9月22日~23日 第1回東アジア学国際学術シンポジウム「東アジア学研究の現状と課題」開催(北京大学東亜学研究センター主催、本研究所後援、中国?北京にて)。
11月9日 公開講演会『統一への道のり 南北会談?金大中大統領に随行して-』開催。
講師:韓国延世大学校 文正仁教授
コメンテーター:読売新聞大阪本社論説委員 梶原誠一氏
11日~12日 東アジア国際学術討論会(歴史学?考古学)『2000年前の東アジア』開催。
2001年 6月26日 公開シンポジウム「東アジアの平和と民族共生に向けて-日中?日朝関係を考える-」開催(帝塚山学院大学国際理解研究所との共催)。
7月4日 ベトナム?東南アジア研究所及び日本研究センターと学術交流協定締結。
2002年 4月 新規事業として、若手研究者サポートプログラムを開始。
8月18日~19日 アルタイ学国際学術討論会開催(中国中央民族大学アルタイ学研究中心との共催)。
8月21日~22日 第2回東アジア学国際学術シンポジウム開催(於:北京)
テーマ「経済のグローバル化?地域化と東アジア」
2004年 7月 中国?中央民族大学主催「アルタイ学国際シンポジウム」の後援
12月17日~18日 第3回東アジア学国際学術シンポジウム開催(於:タイ?バンコック)テーマ「アジアにおけるエスニックグループの調和と軋轢-東アジア共同体の展望-」
2006年 2月4日 国際ワークショップ「15世紀~19世紀の東アジアにおける商人集団?商業ネットワーク?商業思想」を開催
9月15日~16日 第4回東アジア学国際学術シンポジウム開催(於:ベトナム?ハノイ)
「東アジア共同体の挑戦と発展」
9月30日 「間島史料下巻発刊記念シンポジウム」発刊記念シンポジウムを開催
2007年 2月23日 公開ワークショップ「中国?延辺朝鮮族の過去?現在?未来」を開催
7月18日 日中学術交流研究会「日中経済交流と国際経済の行方」を開催
9月16日 科学研究補助金採択プロジェクト国際シンポジウム
「東アジアの植民地期『近代化』と戦後」を開催(於:大阪国際交流センター)
2008年 9月21日~22日 第5回東アジア学国際学術シンポジウムを開催(於:大阪)
「21世紀の東アジア —平和?安定?共生—」

2010s

2010年 9月9日~10日 第6回東アジア学国際学術シンポジウムを開催(於:ロシア?ウラジオストク)
「多極化する世界の中の東アジア」
2012年 9月7日~8日 第7回東アジア学国際学術シンポジウムを開催(於:中国?広州)
「新しい世界秩序と東アジア」
2013年 12月 英文誌「Fast Asian Review」vol.15号発行。現在vol.18号まで発行。
2014年 9月13日~14日 第8回東アジア学国際学術シンポジウムを開催(於:中国?瀋陽)
「再構築される東アジア」
9月27日~28日 北東アジアネット第9回フォーラム&シンポジウム(於:八尾駅前キャンパス)
「東アジア共同体の形成を目指して~新しい情勢下での経済、エネルギー、環境、地域交流分野での協力」
11月29日~30日 第30回日ロ極東学術シンポジウム(公開討論会)を開催(於:八尾駅前キャンパス)
「東アジアにおける日本?ロシア?中国関係」
2016年 9月17日~18日 第9回東アジア学国際学術シンポジウムを開催(於:中国?上海)
「新たな情勢の下での東アジアにおける協力と交流」
2018年 8月27日~29日 第10回東アジア学国際学術シンポジウムを開催(於:モンゴル?ウランバートル)
「21世紀の東アジアにおける新局面」
12月1日~2日 第34回日ロ極東学術シンポジウムを開催(於:八尾駅前キャンパス)

海外学術交流?海外提携機関

海外学術交流

世界、とりわけ東アジアの諸大学、研究機関と活発な交流を展開している。その中でも中国北京大学との長く堅い絆が当研究所の国際交流の礎となっているが、今後は東アジアにとどまらず、東南アジアへも広く交流の輪を広げていくことになろう。その端緒が、ベトナムの東南アジア研究センターとの提携であり、また、当研究所の中心的な位置を占める「東アジア学国際学術シンポジウム」には東南アジアの多くの大学、研究機関が積極的に参加している。

海外提携機関

1995年4月 カナダ?トロント大学東洋学部と学術交流協定締結
1996年6月 韓国?延世大学校統一研究院と学術交流協定締結
1999年7月 中国?北京大学国際東アジア学研究中心と学術交流協定締結
2001年7月 ベトナム?東南アジア研究所及び日本研究センターと学術交流協定締結。