トピックス

【教職課程】ファシリテーション研修を通じて地域住民との交流を図る

  • 学部?大学院/教育
  • 研究?社会連携

 本学の教職課程において、教員免許状取得や教採突破などに向けてどのような取り組みを行っているのかについてご紹介します。
 今回は、2023年春の「探究学習系」教職イベントとして、本学の教職課程の学生が奈良市?西部会館市民ホールが主催する「学園前フューチャーセッション」に参加した様子をお伝えします。

理想のまちづくりを地域住民と一緒に考えよう!
~ファシリテーション研修への参加~

 3月4日、奈良市?西部会館市民ホール/公益財団法人奈良市生涯学習財団が主催する「学園前フューチャーセッション」が行われ、本学の教職課程の学生がこれに参加しました。午前中は、「協働とは何か」をテーマとした基調講演と、産学民がそれぞれの立場からまちづくりにおける「協働の極意」について考えるパネルディスカッションを間近で傍聴しました。
 午後はファシリテーション研修に参加し、市の行政職員の方々や地域住民と一緒にワークショップを体験しました。ここでは、コーディネーターの役割を理論的に理解した上で、みんなの意見をどのようにまとめていけばよいのか等を実践的に学びました。

協働しながら「理想のまち」をつくるには
~学校地域連携は簡単なことではない~

 このイベントに参加した学生からは、「地域住民の方々と実際に話し合ったり、意見を出し合うという経験がこれまでなかったので、最初は緊張しましたが、他の人の意見を沢山きくことができて本当に貴重な体験ができました」、「話し合いの中で、自分の意見がなかなか言えなかったり、一つの結論までまとめるのがとても大変でした。でも、なんとか結論が出せた時は、本当に嬉しかったです」等の意見が出ていました。ここで学んだことをいかして、学校現場でも子どもたちの話し合いが深まるよう、教員としてのコーディネート力を今後も高めていってほしいと思います。

中学校?高等学校の先生になりたい!をサポートします

 本学の教職課程(経済学部経済学科?法学部法律学科)では、中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)が同時に取得できます。より多くの学生が「教員になる」という夢を実現できるよう、今後も各種対策講座やイベントを企画?運営し、教職課程スタッフ一丸となってサポートしていきます。

一覧へ戻る