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【教職課程】探究学習を通じて地元?八尾市の魅力を再発見

  • 研究?社会連携

 2022年度から高等学校において、「総合的な探究の時間」が必修となりました。本学の教職課程の学生は、「総合的な学習の時間の指導法」を通じて、次世代を担う子どもたちの「探究心」をいかに育むことができるのか、理論と実践を関連づけながら学んでいます。ここでは、探究学習を通じて地域連携を図るために、教職課程で行っている取り組みについてご紹介します。

7月4日「2023夏 八尾の枝豆まつり」の開催を決定 ~地元?八尾市の魅力を探究学習を通じて再発見~

 教職課程「総合的な学習の時間の指導法」の授業では、学校や地域?企業が連携して探究学習を行うための理論的な枠組みを学んできました。その中で挙がった「八尾市の特産品である枝豆を学内の人にも広く知ってもらい、実際に食べてもらうことで、地元の農家さんたちを支援できないだろうか?」という意見を採用し、「2023夏 枝豆まつり」を学内で7月4日に開催することを決定しました。
 ここからが、教職課程を履修している学生の本領発揮です。チームワークをいかしながら、イベント準備の役割分担を決め、チラシや情報ペーパー、パネルの作成にいたるまで、協力し合いながら準備を進めました。

探究学習①:体験活動をとおして指導法を学ぶ ~枝豆に合う「オリジナルフレーバー」の開発~

 これは、枝豆まつりで販売する八尾市の枝豆に合う「オリジナルフレーバー」を探究学習をとおして開発している様子です。今がまさに旬の枝豆は、もちろん塩だけでも十分に美味しいのですが、さらにうま味を引き立てるため、枝豆の性質や調味料の成分を探究することによって、教職課程の学生たちが協働しながら「オリジナルフレーバー」を開発しました。ぜひ、多くの皆さんに、こうした学生の熱い思いが伝わりますように…。
 全国でも今や小中高校生が新商品を次々に開発する時代です。本学の教職課程の学生もしっかりと教育実習や教育の現場で探究学習の指導ができるよう、日々、実践を積み重ねています。

探究学習②:地域と実際に連携する方法を学ぶ ~八尾市の「ゆうき農園」さんへの取材~

ゆうき農園の結城拓也さん(右)、取材を行った本学の学生(左)

今回、枝豆をご提供いただく八尾市の「ゆうき農園」さんを実際に訪ね、どのような工程で枝豆が栽培されているのかを取材させていただきました。八尾市の農家さんは、後継者がいない、燃料費の高騰、長引くコロナ禍等の理由により、近年、かなり数が減ってきているそうです。一方で「ゆうき農園」さんは、息子さんと共にこうした苦境を乗り越えながら、自然にこだわった丁寧な枝豆づくりを継続して行っていることを取材をとおして知ることができました。
 我々が地元産業に貢献するためには、こうした情報発信が非常に重要であり、子どもたちにも地元の魅力を理解してもらうことが必要です。

深刻な教員不足が報じられる時代のニーズに応えること

 連日のように「深刻な教員不足」がニュースで取り上げられています。この深刻な社会問題の解決に向け、教員に求められる資質?能力を育み、また実践的に学べる場を積極的に提供していくことが大学の教職課程には強く求められています。
 本学の教職課程(経済学部経済学科?法学部法律学科)では、中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)が同時に取得できます。より多くの学生が「教員になる」という夢を実現できるよう、今後も各種対策講座やイベントを企画?運営し、教職課程スタッフ一丸となってサポートしていきます。

 教員になりたい、興味があるという方、同じ志の仲間とともに頑張りませんか?
 お気軽に教務課までお問い合わせください。

 教務課 花岡キャンパス:072-920-7062
 八尾駅前キャンパス:072-920-4711

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