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【産学連携プロジェクト】ラジオ放送局「FMちゃお」で八尾の魅力を発信~エアロラボ編~
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- 研究?社会連携
このプロジェクトは、ラジオ放送局の「やおコミュニティ放送株式会社(以下FMちゃお)」との産学連携PBLプロジェクトとして学生がラジオ番組づくりに挑戦するものです。若者が聴きたくなるようなラジオ番組をコンセプトに地域の諸課題に主体的?積極的に取り組むことで、課題解決能力や実践力養成につなげる目的として実施されました。企業への取材を通して、八尾の魅力を学生目線で発信していきます。メンバーは2年生を中心に構成。3カ月間をかけて1つの目標に取り組みました。
事前の打ち合わせではアナウンサーの役割や発声方法などの技術に加え、番組制作の基礎、広報や取材の手法を学びました。インタビューを行う「取材班」と収録作業などを行う「制作班」に分かれて番組収録や企業への取材に挑みます。
今回学生たちは、八尾空港内にある株式会社エアロラボインターナショナルへ取材を行いました。株式会社エアロラボインターナショナルはプライベート用の小型飛行機?ヘリコプター の販売や航空機のメンテナンス、修理、整備などのサービスなどを行っている航空関連の企業です。
取材直前!意気込みを聞きました
今回参加する学生は経営学部の西川さんと法学部の畑田さんの2名。取材場所へ向かう前に、どのように取材を進めていくのか、編集を担当してくださる北村さんと学生で内容の打ち合わせを行いました。2人とも八尾空港には初めて行くので取材を楽しみにしている様子。畑田さんは取材自体が初めてなので緊張しつつも、うまくいくように事前に聞きたい内容をまとめ、「疑問に持ったことに対し積極的に質問していきたい。」と話していました。経営学部の西川さんは前回の株式会社MIKIHOUSEの取材にも参加しています。前回の反省点は取材の際に緊張してしまい、返ってきた答えに対してうまく反応できていなかったことだと言います。それに対し、今回は会話のキャッチボールを大切にすることや学生目線で興味のあることを聞いてみるようにと北村さんからもアドバイスがありました。それを聞いて「前回の反省点を改善して、しっかり話せるようにしたい。相手の方がPRしたいことを引き出していきたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。
エアロラボに到着!貴重な体験も!
株式会社エアロラボインターナショナル本社は黒い建物が印象的で格納庫があります。併設されたショップは小型飛行機が目印の赤い建物です。学生2名はマイクを持ち、中の様子の説明や案内していただく松本さんへの取材を行います。当初はカフェのみの取材の予定でしたが、松本さんの粋な計らいから特別に格納庫にもお邪魔させていただけることになりました。これには、学生をはじめFMちゃおの方も驚きを隠せない様子でした。中に入ると、複数台のヘリやジェット機が!こちらで日々整備を行っているとのことで、学生たちはその様子やジェット機に関する説明を受けながら中の方へと進みます。「せっかくなら…」と西川さんと畑田さんはヘリの操縦席に乗せていただきました。操作方法などについて松本さんから説明を受けるとともに「ここはどうなっていますか?」など積極的に質問をしていました。また、格納庫を進んだ先にある滑走路から機体が飛ぶ様子の実況にも挑戦しました。格納庫での取材を終えた後は、ショップに移動し、店内の様子についてもインタビューしていきます。ショップを入るとすぐに小型のプロペラ機があり、学生は興味を持った様子。そのほかオリジナルグッズや航空機を操縦する方向けの専門の地図などもあり、一つひとつ丁寧にレポートしていました。店内を一通りレポートした後は取材を行いました。ショップのコンセプトや食事の提供も行っているため、お薦めのメニューやカフェのこだわりなどを聞いていました。最後に担当の方にお店のPRを行っていただき、インタビューの収録を終えました。
取材を終えて
西川さんも畑田さんも、はじめは緊張していたものの楽しく取材ができたようでした。ジェット機の操作などについて「プライベートジェットは、タッチパネルで操作することができることに衝撃を受けました。実際に操縦桿を持ってみると軽くて操縦しやすいと思いました。」と教えていただいた内容を語っていました。また、取材に対しては「相手の方の話を聞いた後の反応や専門的な内容があって難しかった部分はあったものの、積極的に話を聞くことができました。」と満足のいくものになったようでした。
2人の取材内容は編集し、その後スタジオにて補足の説明や取材時の感想などを収録。その後、実際のラジオ番組で放送されました。