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【経済学部】韓国フィールドスタディに参加中の経済学部生がフィールドワークを行いました!

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 2024年8月4日(日)、本学の韓国フィールドスタディが開始され、経済学部からも5名の学生が参加しています。韓国のソウルにある崇実大学校のプログラムのもと、8月23日(金)まで約3週間に亘って、韓国語の学習と共に異文化体験、学生間交流、企業訪問などが実施される予定です。

 8月6日(火)と8月7日(水)には、韓国フィールドスタディ内の経済学部独自のプログラムとして、韓国銀行貨幣金融博物館およびJETRO(日本貿易振興機構)ソウル事務所を訪問するフィールドワークが行われました。

 まず6日には、経済学部生5名と経営学部生1名が、韓国銀行貨幣金融博物館を訪れました。同博物館は韓国だけでなく世界各国の貨幣が展示されているだけなく、世界の為替相場の状況や韓国における消費者物価指数の変動などについても学べる設備が整えられていました。ある学生は、多くの国の紙幣にはその国ゆかりの偉人の肖像画が用いられいているなか、北朝鮮の紙幣には人民の姿があしらわれているものもあることに国ごとの特色を感じたと述べていました。

 また、博物館の周辺では円とウォンの両替を行うべく、複数の両替屋のレートをチェックしました。6日前後は為替相場が大きく変動したタイミングでもありましたので、学生たちにとっては、円高円安といった為替の動きを生活費に直結する問題として認識することができ、普段の教室で学んでいる経済学を実学として学ぶ絶好の機会となりました。

 翌7日には、同じく経済学部生5名と経営学部生1名が、JETROソウル事務所を訪問しました。昨年度に引き続き、同事務所で副所長をされている葦澤様より、韓国経済の状況について丁寧なブリーフィングを受けたあと、質疑応答を行いました。学生たちはみな、葦澤様の言葉に真剣に耳を傾け、ポイントをついた的確な質問をしていました。

理論や知識と実践が融合するフィールドスタディ

 韓国に来て早くも1週間が経ちました。経済学部の学生は午前中の韓国語の授業が終わるとソウルの街へ飛び出していきます。覚えたばかりの韓国の言葉を口にし、ハングルを読み、崇実大学校のバディと交流し、両替屋のレートを気にかけ、身の周りの問題を処理しながら外国での自立した生活を楽しんでいます。また、帰国後には、これまでに学んできた経済学の知識をもとに、実際に目で見て、肌で感じた韓国の経済社会についてのプレゼンテーションを完成させていくことにもなっています。机上の学問と実践から得られる知見が融合し、本学経済学部が旨とする「実学としての経済学」を見せてくれることでしょう。

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