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【法学部:石川ゼミ】能登半島地震被災地支援(黒島天領祭のボランティア活動)について

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歴史ある『黒島天領祭』を被災した今年も開催できるように

2024年8月17日、18日の2日間、石川ゼミ(演習Ⅱ:3年生)の学生17名が、能登半島地震で被災した「輪島市門前町黒島地区」において江戸時代から続く『黒島天領祭』実施に向けたボランティア活動へ参加しました。

同地区は歴史的な保存地区で、昔ながらの家屋が並ぶ風情ある街並みで有名です。しかし、2024年1月に起こった能登半島地震によって、約4割の建物が全半壊の大きな被害を受けました。
同地区にて毎年実施されている『黒島天領祭』を今年も実施したいという地元の方々の要望を伺い、本学学生17名に加え、駒沢大学や地元金沢大学の学生総勢39名がボランティアとして参加しました。

地元の方々と一緒に祭りを盛り上げ、無事に終えることを目的に、祭り本来の海上の安全や五穀豊穣に加え、1日でも早い地震からの復興を祈りながら2日間にわたり様々な活動に携わりました。

また、石川ゼミの学生は警察官をめざし、日々学修に取り組んでいることから、地域の方々との交流の場ではゼミで培った揺るぎなきシンボル【警察官としての判断基準と行動原理】の理念についても議論を交わし、困っている方々に手を差し伸べることの大切さと喜びについても志を新たにすることができました。

たくさんの感謝の言葉が

地元の方々からは「皆さんがいたからこそ、この状況下でも無事祭りを実施できました」と感謝の言葉をたくさんいただきました。

今回参加した学生17名は、改めて、警察官採用試験合格の外形的な資格だけでなく、人の痛みがわかる全人格的な警察官としての条件を修得できたと感じています。

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