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【大发888电玩城官方下载,大发888官方注册】韓国フィールド?プロジェクト -国際交流基金ソウル日本文化センターを訪問-

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 近くて遠い国と言われることもある韓国。
 
 日本ではK-POPや韓ドラなどK-culture(韓国文化)ブームが続いていますが、逆に韓国では、日本文化はどのように紹介されているのでしょうか。また両国の交流を促す活動はどのように行われているのでしょうか。このような問いを抱いて、韓国フィールド?プロジェクトに参加中の大发888电玩城官方下载,大发888官方注册の学生たちは8月19日(月)、国際交流基金ソウル日本文化センターを訪問しました。
 大发888电玩城官方下载,大发888官方注册の学生たちは外国語だけでなく、異文化理解や国際関係など幅広い学問を修めていますが、今回の訪問では、「日韓文化交流のプロ」から直接話を聞くなど、海外での国際交流の現場を体感しました。

国際交流基金ソウル日本文化センターの活動

 国際交流基金(The Japan Foundation)は日本の立場から国際文化交流を総合的に実施する日本で唯一の専門機関です。日本の友人を増やし、世界との絆を育むため、「文化」と「言語」、そして「対話」を通じて日本と世界をつなぐ場を作ること、そして、人々の間に共感や信頼、好意を育んでいくことをミッションとしています。
 
 ソウル日本文化センターは、2002年に設立された海外事務所であり、文化情報室(図書館)、セミナー室などの文化施設を備え、韓国の一般市民、大学生あるいは専門家や研究者などを対象に、様々な事業を展開しています。
 韓国にも、日本語を学ぶ人、日本研究者、そして日本をよく知る知識人や教育者も多くいます。同センター職員の説明によると、韓国におけるそれら多くの人々の多様なニーズにきめ細かく応えるのが同センターの重要業務であり、それが特色にもなっているそうです。例えば、高校など日本語教育の現場で活躍する先生たちや、日本を研究する若手研究者に寄り添い、彼らをサポートすることで日韓交流の土台が造られていきます。また、日韓両国において少子高齢化が進む中、次世代の日韓交流の担い手を育てるための、若者や子供たちを対象とした交流活動にも力を入れているとのことです。
 職員の方の熱心な説明の後に行われた質疑応答では、本学学生達からの質問が途切れませんでした。
?「日本語コンテストはどんな基準で採点されていますか?」
?「日本にルーツを持つ日本語学習者の人数はどの程度いますか?」
?「政治と文化交流の関係についてどのようにお考えですか?」
?「今のお仕事に就かれたきっかけは何ですか?」など。
学生たちの質問に対して、職員の方は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

文化情報室を見学

 最後に訪れたのは同センターの「文化情報室(図書館)」。
 
 韓国社会でデジタル化が進んだこともあり、近年は、専門書や専門的な情報?知識を求めて文化情報室を利用する方が減少傾向にあるそうです。一方、漫画や雑誌、さらに絵本を借りる利用者は増えているとの説明がありました。この日も、日本語の車の絵本を一緒にめくる親子の姿があり、何だか温かい気持ちになりました。

 文化交流は重要で奥の深い事業であることを学びました。教室内での授業や本だけに頼る学修には限界があります。実際に足を運び、自分の目で見て、感じることの大切さを気づかせてくれるのが体験型授業や海外留学の「ねらい」の一つでもあります。

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