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【経営学部】島津製作所によるキャリア講演
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11/5(火) 経営学部2年生対象に開講されている「ビジネスキャリア研究(外国人留学生クラス)」の授業において株式会社島津製作所の境様をお招きし、特別講演が行われました。
島津製作所は「科学技術で社会に貢献する」という経営理念のもと、「計測機器」や「医用機器」などを開発する大手メーカーです。関連会社は日本のみに留まらず、海外にも50社以上を展開しています。
今回はキャリア教育の一環として企業社説明とグループワークが行われました。
■企業説明
授業の前半では、島津製作所の事業説明が行われました。「計測機器」のメーカーと聞くと、あまり馴染みが無いように聞こえるかも知れません。しかし、飲料水の品質調査から、警察で行われる科学捜査の検査機器、人の目では見えない瞬間に起こる事象を記録し,スロー再生によって可視化する高速度ビデオカメラなど、実に多彩な分野で必要とされる製品なのです。検査機器以外にも島津製作所では、エックス線装置などの医用機器や、半導体関連などの産業機器、フライトコントロールなどの航空機器を国内外で展開しています。
普段の暮らしの中では見えない部品や機器で社会の暮らしや安全を支えている「社会貢献性の高い企業」ということもあり、学生たちも興味深く話を聞いていまいた。
■グループワーク
授業の後半で行われたグループワークは「島津製作所 企業活動でのSDGs」をテーマに実施されました。学生たちは、事前にSDGsにおける17の国際目標と、島津製作所の企業活動で関連するものを調査してきました。
ファシリテーターや書記など役割にわかれて、各々が調査したことを共有し、まとめていきます。海洋汚染の問題から水の安全性、がん治療、病気の早期発見、環境保全と獣害、交通問題など、多様な意見が飛び交いました。
■授業を通じて
すべての発表が終わった後、島津製作所で人事をご担当されている境様より、日本で経営学を学ぶ学生たちに向けたメッセージをいただきました。「社会で働いていくうえで、初めて会う人、知らない人と意見を交わし、何かを創っていくことができる力は非常に重要です。意見を伝える際に、調べてきたことをまとめたPCやスマホを見てしまうことが多いかもしれないが、相手の目をみながらわかりやすく話すこと、聞いている姿勢をみせることがコミュニケーションをとるうえでとても大切です。こういったグループワークを通じて、ぜひ意識してみてください」と、就活でも重要視されるコミュニケーション能力を高めるためのポイントをいくつか話してくださりました。
■おわりに
参加した学生たちからは、「他の人の意見を聞くことで自身の好奇心が刺激された」や「技術でガン治療を進められるなど、世界的に社会貢献できる仕事で興味をもてた」、「同じテーマでも違う見方があって面白かった」、「日本での就活に向けて役立つと感じた」など、多様な感想が寄せられました。
2年生も残り半年を切りました。3年生から始まる就職活動に向けて学生たちは自身の興味を広げ、様々なことに挑戦しながら準備を進めていきます。