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「留学生キャリアトーク」-先輩に聞く、希望進路実現の秘密 -

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12月4日(水)の4限目が終わり、普段であれば家路を急ぐ学生たちが八尾駅前キャンパスのアクティブラーニング教室へと集まってきます。そこで行われていたのは「教えて先輩!留学生キャリアトーク」、学部3年次/大学院修士1年次留学生を対象にしたキャリアイベントです。希望進路実現に向けた早期?具体的な行動への理解、積極的就職活動層?進学準備層の拡大等を促進するため、今年度初めて実施されました。「日本で働きたいけれど何から始めればいいの?」「前期で大学院に合格するために今しておくべきことは?」といった、卒業後の進路についての悩みや疑問を抱える約30名の学生たちがここに参加し、すでに進路が決まった先輩たちとの交流を深めました。

冒頭の挨拶が終わったところで、本イベントの目玉企画のうちの一つ、「先輩留学生によるパネルディスカッション」がスタート。会場にピリッとした空気が走ります。この日「パネリスト」として登壇してくれたのは、内定獲得済みの4年生、大学院合格者、会社員、起業家と実に様々。「留学生」「キャリア」「成功」—これら3つのキーワードをテーマに、モデレーター(司会者)が先輩パネリストたちにそれぞれ質問を投げかけながら、希望進路実現の秘密に迫りました。「面接時、文化的背景の違いに戸惑った」「日本で働き始めた最初の頃は、敬語の使い方に苦戦した」「キャリアセンターの情報?アドバイスは非常に役立った」—同じ留学生である/あった先輩から聞く話は、どれも実体験に基づく大変参考になるものばかり。参加者たちは、終始集中力を切らさず、真剣な表情でメモを取っていました。

パネルディスカッションの少し緊張した雰囲気から一転、その後行われた「先輩留学生を囲んでの交流会」は大変賑やかなものとなりました。少人数のグループということもあってか、パネリストを務めてくれた先輩たちを質問攻めにします。一カ所にとどまって深く話し込む学生もいれば、自らテーブルを渡り歩いて積極的に先輩たちと交流する学生の姿も。活気あふれる雰囲気の中、議論は延々と続き、時計を見ると、予定の時刻は遠に過ぎていました。

希望進路実現までの道は平坦ではありませんが、それでも、先輩留学生たちの言葉を胸に、自信をもって、この先に広がる未来へと着実に歩を進めてほしいと思います。

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