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【法学部】2024年度法学部学生研究発表大会を開催

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2024年12月3日(火)に八尾キャンパスにおいて2024年度第法学部学生研究発表大会が開催されました。
同大会は、日々の演習での研究活動を通して、発見した課題や論点について、その研究成果を発表する場として毎年1回全法学部生を対象に開催しています。

今大会では、24組45名がエントリーを行い、1年生の部と2年生以上の部に分かれ、発表を行いました。発表者は報告10分~15分、質疑応答10分程度の限られた持ち時間の中で、法令の解釈に係る論点から、政策的な立法問題、国際情勢に関する政治問題等多様なテーマを設定しその研究成果を示しました。
発表後の質疑応答では、審査員である本学法学部教員から、研究内容から研究手法、発表技法まで様々な質問があり、各研究における評価と課題を知る機会となりました。
また、出場学生と教員が一体となり、活気ある大会を目指し、学生がスタッフとして、各会場の司会進行、会場誘導を担いました。さらに、教員のみならず、傍聴学生も審査に加わることで大会を盛り上げました。

発表終了後には、出場学生と法学部教員による懇親会が開催され、教員や学友から講評を受けたり、研究の進め方や改善点について議論されるなど活発な意見交換がなされました。
懇親会の後半では表彰式として各会場の審査責任者から、講評が示された後、部毎に、最優秀賞、優秀賞、特別賞の発表?表彰が行われました。

受賞一覧

各賞の受賞した発表は以下の通りです。

1年生の部

 最優秀賞
医師による治療中止は処罰されるのか 患者の意思決定の側面から 

優秀賞:
女性は父親になれるのか 「認知請求事件(最大判令和6年6月21日)判例研究」
 
優秀賞:
完全自動運転に係る法的責任について
 
特別賞:
日本の動物愛護管理法と海外の動物福祉法の比較研究

2年生以上の部

最優秀賞:
だまされたふり作戦の開始と詐欺未遂罪の承継的共同正犯の成否(最決平成29?12?11刑集71巻10号535頁)

優秀賞:
正当防衛の法的性質~侵害を予期した場合や自招侵害における正当防衛の判断方法とは~  
 
特別賞:
正当防衛の法的性質~侵害を予期した場合や自招侵害における正当防衛の判断方法とは~  
 
特別賞:
光市母子殺害事件 18歳少年に対する死刑判決の相当性
 
特別賞:
AIイラストの著作権侵害について
 
特別賞:
死刑制度について

結果発表後各チームの参加者は、所属する演習担当教員のもとに集い、やり終えた喜びを分かち合っていました。
また、ライバルチームとの記念撮影を行うなど、白熱した大会の余韻を楽しんでいました。

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