金光藤蔭高等学校２年生のみなさんが大学見学に来られました

2025年12月8日（月）、金光藤蔭高等学校金光藤蔭2年生のみなさんが本学?花岡キャンパスを訪れ、大学見学会を実施しました。
大学のことを知る全体ガイダンスを通じて、大阪経済法科大学の特色や学びの環境について理解を深めた後、経営学部教員による体験授業を実施しました。

体験授業は、マーケティングリサーチや消費者行動論、広告論や経営心理学等を担当する五島助教が担当しました。テーマは「推しの経営学?マーケティング」。推し活を通して、消費者行動とマーケティング戦略入門を学ぶ体験授業で、高校生が関心を寄せる様々なキーワードや流行から、日常生活とマーケティングを結び付ける授業が行われました。

例えば「お茶」「アイス」と言われて頭に思い浮かぶ商品名は何かという質問があり、生徒各々が具体的な商品名を挙げる中で、同じジャンルの中では、１番目に想起された商品が約７割の購入しシェアを占めるというデータを紹介し、ブランド戦略における「第一想起」の重要性の解説がありました。生徒の皆さんは日常的な購買行動の裏側にあるマーケティング要素を知り、興味深く講義を聞いていました。

続いて、近年の消費行動の変化として「モノ消費からコト消費への移行」が進んでいる点に触れ、その上で、「推し活」が企業のマーケティングにおいて重要な意味を持つことが説明されました。特に、「コト消費では、感動体験やファン同士の一体感が大きな消費促進要因になる」「推しへの愛着や共感が、購入動機や継続的な消費につながる」といった解説があり、生徒自身の“推し”の経験とマーケティング理論が結び付けられ、解説されていました。生徒にとって、日常の行動がどのように企業戦略と結びつくかを理解する貴重な機会になったことでしょう。

体験授業の後には、在学生によるキャンパスツアーを実施しました。ツアーでは、講義棟や図書館、学生ラウンジ。そして、大きな人工芝グラウンド等を見学し、参加した高校生の皆さんは大学生活へのイメージを膨らませている様子でした。

金光藤蔭高校２年生の皆さん、お越しいただきありがとうございました！
また本学のキャンパスでお会いできる日を、教職員一同、心より楽しみにしています。