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【経営学部】独自インターンシップ授業_老舗食品メーカーに学ぶ

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地元八尾市の老舗食品メーカー、メロディアン社の企業経営を学ぶ

経営学部オリジナルのインターンシップ(春期プログラム)の2日目を迎えました。本日は地元八尾市に本社を構える食品メーカー、メロディアン株式会社の総務部村上次長、総務部瀬川課長にお越しいただき、1時間半にわたり食品業界や企業の状況等についてお話を伺いました。

さて、皆さんはコーヒーに入れるミルクの「フレッシュ」をご存じでしょうか?関西ではなじみ深い言葉ですが、何と、この「フレッシュ」はメロディアン社の商品から普及した言葉だそうで、実はこのコーヒーフレッシュの製造シェアは日本ナンバーワン!そんな企業が八尾市にあることに学生たちは驚きの表情でした。 同社は創業66年を迎えた老舗食品メーカーとして、私たちの生活を食品で支えてくださっています。自社工場は三重工場と関東工場(群馬県)の2か所、24時間稼働で操業しているそうです。はじめは三重工場のみでしたが、生産量増強に加えて、リスクマネジメントの観点から関東工場を増設させたとのことです。安定して商品を供給し続けることの重要性を知ることができました。

また、コンビニのカウンターコーヒーの普及に伴い売上げが伸びたことや、ポーション(フレッシュやガムシロップが入っている小さな容器)の製造個数は20億個以上になったこと、海外への輸出強化など、企業戦略や販売経路などについて学びました。しかも、同社の商品である濃縮コーヒーの試飲やお菓子を試食させていただきました。学生たちはミルクの香りと鮮度を守る容器やアレルギー物質をほとんど含まない植物生まれのクッキーを体感して大満足の様子でした。

「文系職」の幅広さ?やりがいを学ぶ

メロディアン社は、有名キャラクターとのコラボ商品や大手スーパーなどのプライベートブランド商品開発も行っています。しかも、それぞれの商品開発には営業担当の方が深くかかわっているそうです。実際に商品開発を手掛けた営業職の方のエピソードとして、お客様と一番近い関係にある営業だからこそお客様の真の要望を引き出すことが出来ること、企画提案が通れば企画開発部門や上司と一緒に販売する商品として完成させること、その過程での苦労や出来上がった時の喜びなど、企業における営業職の役割の大切さを説明して頂き、学生たちのキャリア選択に役立つ話を聞かせて頂きました。

最後の質疑応答では、学生からは「ガソリン価格の上昇、ウクライナ情勢などといった要因による植物性油脂の値上がりにどのように対応しているのですか?」「ポーションを使用した際の使い心地に対して、どのような企業努力をされているのですか?」と熱心な質問が飛び交っていました。

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