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「和菓子とマーケティング」— 明日香食品株式会社による特別講義

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大阪経済法科大学では、産学連携の一環として、八尾市の和菓子メーカー?明日香食品株式会社を招いた特別講義を実施しました。
明日香食品は1977年創業。「ちょっと食べる幸せ」を届ける企業として、わらび餅や大福などを製造し、わらび餅は全国トップシェア。安定した供給体制と「もちのプロ」としての技術力に加え、SNSを活用した若年層への発信力も強みです。
講義では、学生が「大人の団子」や「わらびもち」を実際に手に取り試食しながら、和菓子づくりの裏側にあるマーケティングの工夫を五感で学ぶ貴重な体験をしました。

■事例紹介:「大人の団子」から学ぶ、売れる商品づくり

明日香食品は、売上不振を逆手に「大人の団子」を企画。消費者の声をもとに“ちょっと贅沢”な味や見た目を追求し、SNSでも話題に。専用トレーや季節感ある商品展開など細部まで工夫を重ね、今では“指名買い”される人気シリーズに成長しました。
この開発ストーリーを通じて、学生たちは商品づくりの工夫とマーケティングの面白さに触れる貴重な機会を得ました。

■和菓子業界の未来に向けた学生の挑戦

講義の締めくくりには、学生たちへ次の3つの問いが提示されました。
- 明日香食品のわらび餅が長年愛され続ける理由は何か
- 値上げに納得してもらうためには、どんな付加価値が必要か
- 今後20年、和菓子を売れ続けるために企業が取り組むべきことは何か
学生たちはグループごとに活発な議論を交わし、味?価格?デザイン?伝統と革新など多角的な視点から和菓子業界の可能性を探りました。未来の消費者の目線に立った新たな提案も飛び出し、和菓子の魅力を次世代へつなぐヒントが生まれる時間となりました。
今回の特別講義を通じて、商品開発におけるマーケティングの力と、企業の挑戦心がいかに重要であるかを実感できました。明日香食品株式会社様、貴重な学びの場を本当にありがとうございました。

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