トピックス

忘れられない暑い/熱い夏 ベトナム国立CHU VAN AN高校の日本短期研修プログラムを実施しました

  • 学生生活
  • 留学?国際交流

7月14日(月)、ベトナムCHU VAN AN高校の訪問団(高校生1?2年生26名?引率教員2名)が来日し、約1週間にわたって、「日本短期研修プログラム」を実施しました。厳しい暑さの中でしたが、この間の準備と参加者全員の協力の甲斐もあって、全行程を無事に終えることができました。

CHU VAN AN高校はハノイ市に位置するベトナム屈指の進学校で、本学とは、2013年に高大連携協定を締結して以来、相互訪問プログラムをはじめ、活発な交流事業を展開してきました。

初日のオリエンテーションを皮切りに、2日目からはフィールドワークがスタート。大阪?京都?奈良などへと足を運びました。
高校生たちは、初めて見る「日本」に興味津々の様子。写真やテレビの中でしか見たことのない、大阪城や難波のグリコの看板、京都の清水寺や奈良の鹿などを実際に目するたびに、大きな歓声が沸き起こります。

下の写真は、日本文化体験の様子です。八尾駅前キャンパスから10分ほど歩いたところにあるのは、地域に開かれたお寺、「恵光寺」。その本堂で雑念を排し気持ちを整えた後、日本の茶道に挑戦しました。初めて自分で、心を込めて点てたお茶を飲むと、緊張がほぐれ、顔には安堵の表情、そして、自然に笑みがこぼれます。

時間はあっという間に過ぎ、いよいよ迎えた最終日。ささやかながら、心のこもった送別会が開催されました。
高校生たちは皆、この間フィールドワークに同行してくれたベトナム人の先輩留学生や、日本語授業?学生交流会で知り合い、仲良くなった本学の日本人学生たちと、暗くなるまで楽しそうにおしゃべりするなど、別れを惜しむ姿が見えました。

貴重な経験、異なる価値観、かけがえのない友情…このプログラムに参加したすべての学生が、ここで感じ、学んだことすべてを糧に、さらなる成長を遂げくれること願っています。

「次はハノイで!いやいや、また大阪で!」
場所は決まりませんでしたが、全員が再会を約束し、今年の本プログラムは幕を閉じました。

一覧へ戻る