外国にルーツを持つ生徒向け特別選抜試験

近年は社会のグローバル化で、日本においても多様な背景を持つ子どもや若者の増加が見込まれ、外国にルーツを持つ生徒も増えてきました。外国にルーツを持つ生徒たちは、今後母国との架橋となるグローバル人材として活躍していくことが期待されますが、進学率は非常に低く、大学進学への支援も十分になされていない現状があります。
大阪経済法科大学では建学以来、万人に開かれた高等教育の実現を目指し、今日まで長年にわたり、多くの学生たちへ教育の機会を提供してきました。そして、建学の理念の一つである「教育研究を通じた人権の伸長と国際平和への貢献」を具現化させるべく、外国にルーツを持つ生徒を積極的に受け入れ、将来、母国と日本、広く世界で活躍できる人材へと成長させることを目指します。入試制度においては、面接（口頭試問を含む）および調査書を通して、コミュニケーション力や学力の3要素（「知識?技能」「思考力?判断力?表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」）を多面的?総合的に評価します。

本入試制度を通じて以下の成果、効果を上げることを期待します。
?本学入学後から卒業までの学修支援を通じて、外国にルーツを持つ生徒たちの「成長」と「キャリア形成」を支えます。
?多様な外国にルーツを持つ学生が本学で学び合い、「異文化理解」や「多文化共生」を実践し、全ての学生たちの成長へとつながる効果を期待します。
?外国にルーツを持つ生徒を受け入れるだけでなく、地域のカウンターパートとして積極的にNPO法人や公益財団法人との連携?協力することで、多文化共生教育のネットワークの構築に寄与します。

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大阪経済法科大学では、これらの生徒が、入学後、大学での学びにスムーズに移行し、入学後に安心して学べるように、入学手続きした生徒に対して、入学前教育を実施いたします。また、希望に応じて、本学では入学前から「日本語教育」を実施し、本学で安心して学べる学修環境を提供しています。