Sコース

難関資格試験や公務員採用試験における高い合格実績を誇る専門学校と連携。これらの専門学校での指導経験豊富な講師が本学に派遣され、Sコースでの指導を担当します。現役大学生の多くが合格のために専門学校に通うなか、本学では「学内Wスクール」を実現しています。

Sコースの創設は1997年。以降、多くの先輩が難関試験を突破し、弁護士、公認会計士、税理士、国家公務員、都道府県?市役所職員、国税専門官、警察官、消防官等として、今日も社会で活躍しています。27年にわたる指導の中だ培われたノウハウがここにあります。

大学に通いながら専門学校にも通うと学費の負担が大きくなりますが、本学のSコースなら受講料は4年間すべて無料。専門性の高い指導を受けるため提携先の専門学校に派遣されて学ぶケースもありますが、その際の学費についても、学生が負担する必要は一切ありません。

※定員を設け、2年次以降は選抜試験を実施する講座があります。

正課授業との連携もSコースの特色。例えば会計職講座の場合、経営学部の会計専門職?企業財務コースの授業と相互リンクした指導を展開し、会計学特殊講義もSコースの学修内容をふまえて専門的に指導。Sコース、正課授業、特別演習、それぞれ補完しあう学修が、より深い理解に結びつきます。

法と社会正義に従って働く姿に憧れ、検察庁を志望するようになりました。Sコースの受講がスタートした時、最初はカリキュラムや参考書の多さに驚きましたが、「これだけやらないと夢には届かないんだ」と逆に覚悟が決まりました。ただし、過去問や参考書をひらすらやり込むだけでは、なかなか判例を読み解けるようにはなりません。Sコースの先生が判例の因果関係をストーリーとして解説してくださったおかげで、内容を具体的に捉えられるようになり、理解を深めていけました。押さえるべきポイントや範囲も教えてもらえるので、効率的に学修を進めていけた実感があります。また、正課授業でインプットした法律の知識を、Sコースの過去問でアウトプットして理解を定着させるサイクルも、学修効果を高めてくれました。これからは試験本番に向け、より本格的な対策に取り組んでいきます。

高校生の時に簿記を勉強し、会計を通して企業や社会の動きを捉える面白さを実感し、公認会計士をめざすために最適な進路を調べていく中で、経法大の充実した学修環境を知りました。Sコースは資格試験対策に特化しており、試験に向けて最短距離を進むことができます。しかも、ゼミでは実務の背景にある深い理論を学修するので、理論と実務が結びつき、さらに理解が深まりました。2年生で公認会計士短答式試験に、3年生で公認会計士論文式試験に現役合格できたのは、こうした学修効果のおかげです。
2月からは監査法人にて研修に参加しますが、謙虚さを持ちながらも、公認会計士としての誇りと責任を持って仕事に取り組み、日々成長していきたいと考えています。

元裁判官である坂上先生は、原告と被告の主張が裁判官目線でどのように見えるかなど、細部まで具体的に解説してくださいます。また、安易に過去の判例にならわず、個別の事例を法律に照らし合わせて丁寧に調べるよう指導してくださるので、判例を読み解く法的思考力が鍛えられました。先生との距離が近く、気軽に質問や相談ができる点も学修環境としては理想的でした。唯一の正解がない世界ですが、ゼミで鍛えた法的思考力を活かし、法科大学院でさらに学修を深めていきたいです。