公務員コース

経法大は「行政法総論」などをはじめとする法律の学修を軸に、公務員をめざすための学修環境が充実していました。「公務員特別演習」では公務員に必要な素養が身に付いただけでなく、グループディスカッションなど採用試験に向けた実践的な対策で自信がつきました。また、「Sコース」では、頻出分野や間違えやすい問題の解き方など効率的に試験対策を進めることができました。合格先の大阪府は、防災対策にも注力しています。将来的には府がめざす「防災モデル都市?大阪府」の実現に貢献したいです。

入学時から公務員採用試験を意識し、民法や憲法、行政法などを幅広く履修。法令遵守の意識が高まり、公務員になってからも役立つ知識が身に付いたと感じています。「公務員特別演習」は、自治体が抱える課題についてグループで解決策を議論?発表するという過程で、社会情勢への理解が深まり採用試験の論文対策に役に立ちました。また、これがきっかけとなり堺市の課題についても調べ、今後必要な施策について自主的に考えるようになりました。念願であった公務員として、地元に恩返しをしたいと思います。

採用試験に直結するものや警察官になってから役立つ学びなど、警察官としての経験が豊富な先生方から幅広く法律について教わりました。まず「警察学入門」で警察官としての心構えや警察法の適正な行使について学び、「刑事裁判と法」や「少年犯罪と法」では、裁判や少年犯罪について理解し、事件報道から法律違反に対する処罰などを専門的な視点で考えられるようになりました。今後は交通事故の取り締まりや、交通安全教育の推進など、事故をなくし、地域の方々の安全を守りたいです。

八尾市消防本部の現役消防官と防災訓練に取り組んだ「学生消防隊SAFETY」での活動は、間近で消防官の職務内容や仕事への誇りが感じられ、消防官を志す気持ちがより強くなりました。採用試験に向けては、効率的に筆記試験対策ができる「Sコース」の受講が役に立ち、「公務員特別演習」において繰り返し行った模擬面接で万全に準備ができました。消防署への配属後も判断力や救助スキルなどに磨きをかけ、救助隊になるために精進したいと考えています。