学生生活
学生生活における注意
公共の場におけるマナー
大学は地域社会と共存し、地域社会から信頼される存在でなければなりません。「自分一人くらいなら」や「他の人もやっているから」という自分本位な考え方で軽率な行動をすることなく、学生一人ひとりが地域社会の構成員であるという自覚と責任を持って良識ある行動を心掛けてください。
大学近隣地域では、古くから地域住民と学生が共存してきました。学生の皆さんは、日頃から地域社会の構成員としての自覚を持つとともに、その場の雰囲気に流されマナー違反を行ってしまうことのないよう心掛けてください。
<身近なマナー違反の事例>
- 電車やバス車内等(公共交通機関)での迷惑行為
- 路上喫煙やタバコ?ゴミのポイ捨て
- 私有地への無断駐輪や不法侵入
- 公園での禁止行為(球技など)
- 場所や時間帯を無視した大声での会話
- 車道にはみ出した歩行
キャンパス内の禁煙、路上喫煙の禁止
改正健康増進法の施行に伴い、キャンパス内は指定喫煙場所を除き全面禁煙です。また、受動喫煙防止の観点で、八尾市の条例等により定められた場所以外での喫煙は禁止されています。
喫煙はあなた自身の健康を害するだけでなく、周囲の人に迷惑をかけるだけではなく、受動喫煙等により非喫煙者の健康をも害する恐れもあります。また、キャンパス内で捨てられた吸い殻は、美化を損ねるだけでなく、それらの後始末(清掃)をされる方の負担にもなる大変迷惑な行為です。
特に喫煙を行っている学生の皆さんは、非喫煙者に対して「受動喫煙」という害を及ぼす可能性を持っていることを常に自覚し、決められたルールを守って喫煙するようにしてください。なお、自分自身の健康を考え、節煙、禁煙の努力を心がけてください。
<花岡キャンパス 指定喫煙場所>
- E号館東側
- 文化会館北側
- クラブハウス北側
<八尾駅前キャンパス 指定喫煙場所>
- 自転車駐輪場南側
飲酒?違法薬物?闇バイト
飲酒
毎年、新入生歓迎コンパ等で大学生による飲酒事故が発生しており、中には死亡者も出るようなケースが度々報道されています。
20歳未満による飲酒や『イッキ飲み』などの不適切な飲酒は、自身の健康を損なうだけではなく、最悪生命の危険を伴う事故などにも繋がる可能性があります。また、飲酒の強要により重大事故等を引き起こした場合は、刑事的責任や民事的責任を問われる事例なども報道されています。
学生の皆さんは、常日頃から以下の内容について正しく理解し、本学学生としての自覚と責任を持って節度ある行動を心がけてください。
<注意事項>
- 20歳未満の者は絶対に飲酒をしない
- 20歳未満の者には絶対に飲酒をさせない
- 他の人に無理に飲酒を勧めない
- 無理に飲酒を勧められたら断る
- 無理な飲酒は急性アルコール中毒等の症状を引き起こし、死に至る場合があることを深く認識する
- 飲酒後は自動車?バイク及び自転車の運転はしない
- 学内では飲酒をしない
違法薬物
近年、若年層の薬物事犯が大きくメディア等で取りあげられ、大学生が麻薬取締法違反で逮捕されたり、薬の過剰摂取で死亡するなど、違法薬物やオーバードーズが大きな社会問題となっています。
違法薬物には、大麻、覚せい剤、マジックマッシュルーム、シンナーのほか、「合法ドラッグ」「脱法ハーブ」などと称して店舗やインターネット上で販売されている「危険ドラッグ」などが含まれます。こうした薬物を所持?使用、購入、譲渡などすることは法律で厳しく規制されており、違反した場合には薬物事犯として重い刑罰を受けるばかりか、自身の心身のみならず、その後の人生や、家族、友人関係などに計り知れない影響を与えます。
学生の皆さんは、違法薬物に関する正しい知識を身につけるとともに、甘い言葉や軽い気持ち、誤った情報に左右されることなく、本学学生としての自覚と責任を持って節度ある行動を心がけてください。
<参考>
闇バイト
近年、大学生を含む若者が、SNS等を通じて「闇バイト」に応募して強盗や特殊詐欺等の犯罪に加担し、逮捕されるという事案が多く発生しています。
SMSやネット上では、「高額報酬」「リスクなしで稼げる」などの求人情報が多く掲載されています。 甘い言葉や「簡単で高収入」など割りの良いバイト話には特に注意するとともに、アルバイト先を選択するにあたっては、以下の情報などを参考に慎重に決定するように心がけてください。
<参考>
悪質商法、カルト集団(不審者等)、SNSに関する注意
悪質商法
悪質商法は、学生の社会的経験の少なさなどにつけこみ、「楽して儲かる」といった気持ちを起こさせ、時には脅迫まがいの方法で引き込んだりします。悪質商法の手口には、キャッチセールス?アポイントメントセールス?マルチ商法など多岐にわたり、その手口は実に巧みで、すさまじいスピードで進化し悪質化しています。万が一、被害にあった場合は、最寄りの警察署または学生課に相談してください。
<参考>
カルト集団
カルト集団による勧誘手段は巧妙で、自分たちの正体を明かさず、サークル活動やボランティア団体を装って言葉巧みに近づき、各種セミナー等に勧誘し、入会のために組織的にマインドコントロールを駆使します。学内外でこのような勧誘にあった場合、少しでも怪しいと感じた場合は、毅然とした態度で断ってください。また、執拗な勧誘にあった場合は、すぐに学生課に相談してください。
<主な勧誘方法(事例)>
- サークル活動や勉強会等に勧誘し、連絡先の交換を持ちかけてきたり、個人情報を聞き出す。
- 大学の卒業生と称し、就活セミナー等に「参加しませんか」と声をかけ、個人情報を聞き出す。
- その他、アンケートへの協力依頼や各種ボランティア、自己啓発セミナー等への参加を言葉巧みに誘ってくる。
SNS
SNS(LINE、Instagram、X(旧Twitter)、 TikTok等)の利用に関するトラブルが、年々急増しています。SNSで発信した情報は、不特定多数の利用者が、常時アクセス?閲覧することが可能で、不用意に発信した情報が他者に誤解を与え、批判されたり、迷惑をかけたりすることがあります。SNS等を利用して情報を発信する際は、細心の注意を払うとともに、個人情報等の取扱いについては十分に注意してください。
<参考>